コストコで牛タンを買うときに、カットとブロックは、どっちがお得か?悩まれた人も多いのではないでしょうか?
勝手にコストコと言えば牛タン!と思ってる僕です。コストコのベテランになれば何も悩まないと思いますが、実際に僕がコストコに行くと、牛タン売り場を行ったり来たり。。。そんな人を良く見かけます。そこで、カットとブロックはどちらがおすすめなのか?使用できる量と1枚当たりの単価から分析したいと思います。
実際に現場で悩まれている人は、焦っていると思うので先に結論を書きます。
・時間がない、手間をかけたくない人はカット牛タン
・好みの厚さに切りたい、満足感(達成感)を得たい人はブロック牛タン
コストメリットは、カット牛タンです。ただ、筋が残っているので固い部分があります。逆にブロックは、下処理(筋と血管の除去)に時間が掛かりますが、柔らかく美味しく食べれます。焼肉屋の上タンを好きな厚さに切れるイメージです。
この記事はこんな人におすすめ!
✔カットとブロックでお悩みの人
✔ブロックの下処理が分からない人
✔どちらがお得か気になる人
✔牛タンの下味を知りたい人
遅めのCostcoデビューの管理人Masaです。特にCostcoの牛肉をメインとして、お得な情報や処理の仕方、味付けなどを発信しています。
今回は、”牛タン”はカットとブロックどっちがお得か?を比較しました。
実際に自分も悩み牛タン売り場をウロチョロ。。。そして、同じ挙動の人が数人いました(笑)
そこで、ネットで調べましたが判断付かず…ブロックを購入!その時の同志達(勝手に)は、カットを購入した人が多かった…その経験を基に、お悩みの人に向けて説明したいと思います。
※最初に行ったときは、少し離れたところに陳列してありましたが、最近では隣に陳列されていました。
金額比較(2021年7月時)
カット単価 ¥528/100g
売り場に並んでいるのは、
600g前後で税込み¥3,000~\4,000位
ブロック単価 ¥448/100g
売り場に並んでいるのは、
800g前後で税込み¥3,500~\4,500位
処理してある分、カットの方が\80単価が高いです。ここで、直ぐ食べたい人はカットを選びましょう。ただ、重さと単価の安さで、どっちがお得?食べ応えある?と悩む人も多いと思います。
※2021年7月23時点で値上がりしていましたので注意してください。
ブロックの下処理
実際にブロックの下処理はどうなのか?時間と何枚取れるか気になるところだと思いますので、説明します。この下処理で、めんどくさっ!と思う人はカットを購入すべきでしょう。
※下処理をした方が美味しくなると個人的な見解です。
手順は、丁寧に下処理をした場合です。②~⑤を飛ばして①の後に⑥からでも良いと思います。
ボールに水と牛タンを入れるのは、ドリップを少なくするためです。カットしている時のドリップが気になる方は、この工程は必須です。また、重曹(タンサン)を入れるのはお肉が柔らかくなる効果があるからです。
3~4回繰り返すと、下記の様に水の色も変わらなくなり、牛タンは白っぽくなってきます。
筋と血管を取り除きます。1本は牛筋のスープも作りたかったので、多めに除去しました。実際は包丁が切れなくて…余分に取り過ぎた(´;ω;`)ウゥゥ
ラップで成形するのは、形を整えたいからです。キャンディーの袋の様なイメージで、タン先側を下にして縦にしてクルクル回して成形します。(写真左側がタン先)
冷凍すると、こんな感じになります。形が整って切りやすくなります。
切るとこんな感じになります。普通にお店に出てくる感じで美味しそうでしょ?
ブロックを買うと、手間がかかります。ただ、作業自体はそんなに時間はかかりません。夢の牛タンブロック買い!それを好きな厚さに切れる!牛タン好きには、たまりません。
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ブロックから取れる枚数は?
実際に購入した牛タンブロックは、上記で下処理したものになります。
0.95㎏…\4,256
0.85㎏…\3,808
先端を除き、32枚と25枚の合計57枚切ることができました。厚さは、タン元の部分は10㎜でタン先は3㎜~5㎜(通常の焼肉屋の厚さ程度)です。ただ、除去する部分は30%~40%程度出てしまいます。筋を使用してカレーやスープを作れば無駄にはなりません。
カットとブロックの比較
カットは20枚前後なので、ブロックを20枚切った場合の重さで比較してみます。
カット1枚あたり…30g前後
ブロック1枚当たり…30g前後
1枚の重さは大差ありませんでした。
続いて、1枚あたりを金額に換算するとどうなるでしょうか?これが牛タンのみを比較した場合の実質的な最終比較となります。
カット 3,390÷20枚=169
ブロック 4,256÷20枚=213
ブロックは筋を除去した分単価が上がり、1枚あたりの単価はカットの方が安いことになります。
同条件で比較すると、カットの方がコストメリット的にはお勧めです。
ブロックのメリットとは?
カットの方がお得じゃん!と思いますよね?手間はかからない、コスパも良いし。では、ブロックの良さは何なのか?そこ気になりますよね?
メリット①・・・何と言っても好きな大きさにカットできます。厚くきったり、ステーキにしたり、贅沢したい時や、誕生日などのお祝いにも最適です!
メリット②・・・贅沢なタンシチューを作れる!こちらも分厚く切ってホロホロになるまで煮込めば、最高です。
メリット③・・・筋はカレーの具材に! 1本から200gくらいの筋が出るので、冷凍保存しておけばカレーに最適です。
メリット④・・・カレーと同様に、牛筋のスープが作れます。2~3本買った人にお勧めです。
メリット⑤・・・バーベキューのパフォーマンスとして、かなり盛り上がります。冷凍のまま、BBQに持っていき、その場で好きな大きさにカットしてあげるパフォーマンスで人気者になれるかも?考えてみてください。BBQに誘われ、目の前で牛タンを切っているの見たら、どう思いますか?しかも!厚めに切ってもらったら…たまりませんよね!
手間がかかることを、好まない人は多いです。でも、そのひと手間が、人を笑顔にすることができるのです。大袈裟かもしれませんが、僕的にはブロックをお勧めします。
下味の付け方
カットもブロックも焼き肉用に切ったら、簡単な下味を付けます。準備するのは、味塩コショウとごま油です。
先ずは、火が通りやすくなるのと、歯切れが良くなるなので下記の3パターンを好みに合わせて切り込みを入れます。(深さはだいたい1㎜位)僕の場合は、A面①、B面②です。
切り込みを入れたら、ごま油サラッとかけ、味塩コショウを適量振ります。
下味は、好みで構いません。ごま油を塗るだけで、香ばしく美味しくなります。
カットのデメリット
実際にカットを購入し、上記の切り込みと下味を付けて食べてみました。
ブロックの下処理をして食した後に、カットを食べると…やはり硬い印象でした。
カットは、ブロックをただカットしただけ?イメージとしては、そんな感じです。
下記写真のカット牛タンの黄色丸部は血管が残ってます。また、黄色線より下は筋なので硬い部分となります。ブロックはその部分を処理するので、柔らかく食べれます。
もし、カットを購入し、硬いと思ったら黄色線より下を切ることをお勧めします。
まとめ
コストコで牛タンを買うときに悩まれた人は多いのではないでしょうか?ブロックの下処理が分からないという人も多いと思います。実際に僕も悩んだので書いてみました。では、今回の牛タンはカットとブロックどっちがお勧め?のまとめをします。
コストメリットと手軽さで選ぶならカットがお勧め!
手間を惜しまず、存分に牛タンを満喫したい人はブロックがお勧め!
下処理の事を気にしないで、単価だけを見ればブロックの方が安く感じますが、トータルとしてカットの方がお得です。しかし、カットは焼き肉オンリーなのに対し、ブロックは様々なバリエーションがあります。実際に用途や目的を考えて購入しましょう。
牛タンを焼くなら、無煙ロースターがお勧めです。おうち焼肉を楽しむのに最適です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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